カテゴリ: 東京都内ラーメン

すごい煮干ラーメン凪 新宿ゴールデン街店本館 凪そば、並(1300円)、24時間営業でとってもありがたい煮干しの名店。
1102、凪
1102、ラーメン

令和411月上旬。海外から帰国。すぐにでもラーメンを食べたい。夜に到着の便だったので都内の滞在先に着いたのは深夜12時近く。なので、深夜営業のラーメン屋さんということで行ってきました。ちなみにこの日は水曜日だったので、深夜2時半までやってるラーメン二郎新宿歌舞伎町店はお休みだったし、行ってみたい桂花ラーメンAM1時までの営業なので厳しかったし、他に私が知ってる24時間営業のホープ軒よりも味的に魚介の気分だったので、以前食べたことがあって凄く美味しかった「凪」さんへ行ってきました。

 

ラーメン凪について、ホームページを参考に書いてみます。
平成16年に新宿ゴールデン街のお店からスタート。今も同じですがとっても小さい狭いお店です。わずか4坪とのこと。最初は週1回の間借り営業だったそうです。
凪の代表、生田悟志氏のnoteによると、2022年現在、国内直営店舗が16店、海外は36店舗とのこと。

ホームページに記載されてる店舗と、上記の店舗数が合わないけどどうでもいいか。
ホームページには国内は以下の店舗が載ってました。
新宿ゴールデン街店本館、新宿ゴールデン街店別館、西新宿7丁目店、多摩センター店、大宮東口店、BUTAO渋谷店
海外にはシンガポールに1店舗、フィリピンに21店舗、台湾に6店舗、上海と香港に各1店舗、アメリカに2店舗と展開しているようです。
特にフィリピンで凄いですね。こんなにフィリピンに展開してるなんて知らなかった。
フィリピンでのラーメンは煮干しではなくて、豚王、黒王、赤玉、翠王といった名称の豚骨ラーメンの様です。まあ、煮干しを美味しく思うのは日本人くらいでしょうから。
※フィリピンの凪について:フィリピンレストラン情報生田悟志氏のnoteNEZU.logETHOS
フィリピンの凪の値段ですが、円安もあり日本円で2000円くらいらしいです。本当に日本の物価安は心配になるレベル。

 

私は、凪にはこちら新宿ゴールデン街店本館には2回目、他に渋谷東口店にも行ったことがありました。また新宿ゴールデン街店本館は長蛇の並びに諦めた経験もあります。そのときは、並んでた方の多くが外国人だったな。

今回、深夜1時頃の訪問だったし、新宿歌舞伎町に近い繁華街なので、深夜に歩くのはちょっと心配でしたが、昔と違って最近は安全なのでしょうか。また今回は、妻と一緒だったので客引きも一切声かけてこず、JR新宿駅中央東口からスムーズに行くことができました。

 

お店のある通りもとっても趣があります。こんな感じなんで外国人にも人気が出そうなお店の場所。
飲み屋街の長屋みたいな建物の2階にお店はあり、狭い階段を昇っていきます。お店の中もとっても狭いです。でもとっても素敵な雰囲気。

1102、通り
1102、外

 

券売機です。おそらく特製と思われる「凪そば」を注文。昔っからこういうメニュー名でしたっけ。以前来たのが5年以上前だと思うので忘れてしまった。食べログで昔のメニュー名調べたら、やっぱり昔は「凪そば」なんて名前じゃなくて普通に「特製」だった。

1102、券売機


お水は紙コップで、とっても美味しいレモン水。やっぱり日本の水って美味しい。
カウンターには煮干しの入った酢がありました。
今はコロナでまだ外国人も少ないでしょうが、メニューなど多くに英語が併記されてます。
1102、カウンタ


ラーメンですが、特製なので大きな海苔がまず目につきます。煮干しが5匹くらい載ってます。食券回収時に店員さんがピリ辛タレ入れますかと聞かれたので、「無しで」と答えましたが、けっこうピリ辛でした。以前は忘れてしまっただけかもしれませんがあまりピリ辛のイメージなかったんで意外な感じ。もちろん、ピリ辛程度で辛いというほどではありません。
1102、凪

また、思っていたよりも煮干しがガツンと来ました。これも自分の記憶ではもう少し煮干しはマイルドでバランス寄りだったように思ってましたが、日本を離れて長いので自分の舌が煮干しを強烈に感じたのか、もしくは以前よりもより煮干しを強烈にしたのか、どっちなんだろうと思いました。バランスよりもマニア向けな方向にシフトしたのかなとも、思いました。
チャーシューは美味しくて、サイコロ状のものもタップリで満足。
麺もヤワメで美味しくて、独特ないったん麺(幅広な麺)もツルヤワで美味しかった。

日本のラーメンが久しぶりすぎて美味すぎて、基本完飲しないのに完飲してしまった。そしたら丼の底に「風の無いところに風を起こす」なんて素敵な文言が書いてあった。
1102、空

とにもかくにも6か月ぶりの日本のラーメン堪能できました。やっぱり、食事は日本が一番美味いな。あと、日本の物価の安さもかなりなもんですね。今や発展途上国並みの物価な気がします。

中華そばJACで、JACそば、大盛り(無料)、生卵(無料)、ライス。
1097、JAC

引き続き閉店したお店のことを書いています。
今回は、東京都杉並区高円寺でガチの徳島ラーメンを出していた「中華そばJAC」に平成28年末に行った時のことです。
ラーメンWalkerによると、中華そばJACの店主さんは、徳島ラーメンの東大麺処くるりで修業されたとのこと。

豚骨と鶏ガラでとったスープに濃口醤油を合わせ、麺は徳島マルメン製麺所の低加水中太ストレート麺を使用し、甘辛く味付された豚バラと生卵がトッピングされていたそうです。

 

ラーメン東大について。Wikipediaによるとラーメン東大は徳島に本店を置く徳島ラーメンのお店でチェーン展開しています。ラーメン界の頂点を目指す意味を込めて「東大」と名付けたそうです。平成11年に創業、平成16年に有限会社化、平成20年に株式会社化。本店は大道とのこと。
また、応神はラーメン東大がチェーン展開する前の味を継承する独立店舗とのこと。こういうのを知ると行ってみたくなります。

 

中華そばJACは、山本剛志さんによると令和3620日にビル取り壊しのために閉店し、店主さんは徳島に帰ったとのこと。
そして、令和31130日に徳島に「味噌そばJAC」というお店をオープンさせたそうです。

 

今回は平成28年に訪問した記録です。高円寺とかほぼ初めて行ったので、洒落た町だなと思った記憶があります。町の人々の服がお洒落でしたね。私はこの時が徳島ラーメン初体験でした。
店内は予習していった通り、椅子が学校の木の椅子でした。お店全体の雰囲気もとっても洒落ていたけど、隅の方はほこりがたまってたり、蜘蛛の巣が張ってたりしてたのをよく覚えてます。もっと汚いお店でもそういう店と思って行ったりすると何と思わないんですが、洒落た町とお店全体の雰囲気からすると、もっと掃除すればいいのにと思ったことをよく覚えてるんです。ちなみに汚いお店のことを私は全く気にしませんよ。ラーメン髭だって、ラーメンショップ酒々井店だって大好きなので。男性のみのワンオペとかでやられてるお店だとある程度は致し方ないかもしれません。そう考えると「としおか」とか凄い綺麗なのは凄いな。
接客に関しても、接客が悪いと評判のお店で塩対応されても気になりませんが、ミシュランのビブグルマンに選ばれた店なんかで接客が今一だと、気分良くないです。そんな感じで絶対値ではなく相対的な気持ちです。

 

徳島ラーメンのイメージとして濃い醤油味で生卵が乗ってて、ご飯と一緒に食べるというイメージですが、こつらではデフォでは生卵はないのですが無料で1個まで付けられます。
麺の大盛りも無料ですが、大盛りでもそんなには多くありません。けれどご飯も一緒に食べればまあまあお腹いっぱいになれました。
豚バラの豚も味が濃くて美味しかった。豚臭さなし。
味変アイテムとして卓上にレモン汁というのがあって、濃い醤油味にサッパリレモンというのがとっても合ってました。初めての徳島ラーメンでしかもハイレベル。堪能できました。

1097、JAC


参考サイト:らーめん自由区

らーめん まる玉 両国店で、あおさ玉子入り。
1096、まる玉

引き続き閉店してるお店のことを書いてます。
鶏白湯の日本の先駆け、名店です。

平成13年に埼玉県川口市で創業。その後平成14年に両国店をオープンし両国店が本店という位置づけになったそうです。現在でこそ鶏白湯のラーメンは普通ですが当時はとても珍しかったらしいです。
私も食い入るように見ていた当時のラーメン本でこちらのお店のことを知り、ずっと行ってみたいと思っていました。そして平成2913日に初訪問できました。今回のラーメンはそのときのものです。(参考:RAMEMO.

 

まる玉さんラーメンの特徴は無化調の鶏白湯で、何といっても「あおさ」が特徴的ですが、他にも「生からし」や「青ネギ」、「角煮」なんかも特異的でしたね。

 

まる玉両国店は、コロナの影響で休業していたのですが、そのまま閉店したようです。(参考:号外NET墨田区

 

まる玉は早くから海外進出もされています。
シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、カナダなどに出店しているようです。(閉店した店舗もあり。)
海外店舗は14店舗との記載もあり。(食べログの口コミ
豚を使わない鶏白湯なのでムスリムの多いシンガポール、マレーシア、インドネシアでも展開しやすいですね。

 

国内にもたくさん展開していまして、アリオ川口店、埼玉川口西口本店、埼玉川口東口店、辻堂店、新橋店などがあったようですが、現在は大島店(東京都江東区)と横浜青葉台店の2店舗のみのが残っている様です。(ラーメンデータベースから

 

大島店は、元両国店の店長だった方が、FC店として独立したお店とのこと。(RDBより

 

さて、このときは平成29年の13日に訪問。お昼12時頃の訪問で外待ち2-3人。
お子様連れ不可とあるのはちょい残念。(子供連れて良くラーメン屋さん行ってましたので)

 

Visualも美しい黄色いクリーミィな鶏白湯で臭みとか全くなし。無化調なのに十分な旨みで、飲み干せるもの。麺は細麺。で替え玉方式。「あおさ」もラーメンにとっても良く合ってました。さすがの名店。このクオリティーでいろんな支店?FC店も出せているのでしょうか?
1096、まる玉

最近閉店したお店を書いてるんですがそのリスト:店名、食べたもの(実食日)(閉店日)
1、ラーメンボーイズ八日市場店:ラーメン醤油(令和3年4月)(閉店日 令和4年4月頃)
2、ラーメン豚二郎:ラーメン(令和3年8月)(閉店日 令和4年)
3、ラーメン豚二郎木更津店:ラーメン(令和2年11月)(閉店日 千葉へ移転)
4、ラーメン二郎赤羽店:大ラーメン(平成28年8月)(閉店日 平成29年4月)
5、ラーメン豚極有:小ラーメン豚入り(平成29年11月)(令和2年6月頃店名変更)
6、ラーメン二郎新橋店:大ブタ入り(平成28年12月)(閉店日 平成30年4月)
7、ラーメン二郎大宮店:特大豚増しラーメン(平成28年)(閉店日 平成28年11月)
8、RAMEN NOROSHI東大宮店:らーめん(平成30年9月)(閉店日 平成31年1月)
9、ラーメン虎ノ門店:豚ダブル(平成30年10月)(閉店日 令和2年1月頃)
10、鶏そば七星:鶏油まぜそば(平成28年)(閉店日 令和2年夏以後?)
11、豚は神様 神豚:ミニ汁なし(令和元年12月)(閉店日 令和4年1月)
12、梨の花:横浜とんこつ(平成23年)(閉店日 令和4年4月)
13、麺や だいご:全メニュー(平成28年から29年)(閉店日 平成30年1月27日)
14、鶏そば 凛:豊潤鶏そば(平成28年)(閉店日 平成28年6月1日)
15、梅もと 船橋店:正油ラーメン(令和2年1月)(閉店日令和4年9月29日)
16、森田やラーメン:正油(平成28年)(閉店日 平成30年2月28日)
17、ラーメン剛:パーコ麺(平成29年)(閉店日 平成31年か令和元年頃)
18、ケイチャンラーメン:チャーシュウワンタンメン(令和2年2月)(閉店日 令和3年か4年?)
19、しあわせラーメン金の糸:金の糸らーめん(令和2年10月)(閉店日 令和3年3月)
20、さぶちゃん:半ちゃんらーめん(平成28年)(閉店日 平成29年11月)
21、つけ麺BOTAN:焼豚つけ麺(平成30年6月)(閉店日 令和4年3月)
22、らーめんまる玉両国店:あおさ玉子入り(平成29年1月)(閉店日 令和2年5月頃)

つけ麺 BOTANで、焼豚つけ麺(1100)(並・大同料金)、味玉(100)。 閉店してしまいましたが、とっても素敵なお店でした。お店も料理も綺麗で接客の雰囲気も良かった。
1095、BOTAN

 

引き続き閉店しているお店のことを書いてます。
今回は、東京都江戸川区小岩駅から500メートル、歩いて約5分のところにあった「つけ麺 BOTAN」です。
こちらは平成30612日にオープン。その後コロナで休業しお店の公式Twitterによると令和4329日に閉店となりました。

 

新喜劇らーめん食べ歩きによると五反田のらーめんがんで修業された方が平成17年に南船橋のららぽーとにラーメンたいふうをオープン。その後、ラーメンたいふうは京成大久保にもオープン。
こちらBOTANの店主さんは上記の「たいふう」や都内のラーメン屋さんで修業されていた方とのこと。新喜劇らーめん食べ歩き(故ゼータシゲッチさんのブログ)は背景がわかって素晴らしいです。
ちなみに「たいふう」の店主さんはその後千葉家にいすみ市に「ラーメン豚頂」をオープンさせたとのことだが、その「ラーメン豚頂」も現在は閉店しています。
らーめんがん、たいふう、豚頂いずれも私は未訪でしたが、どれも濃厚豚骨醤油系のお店だったようです。

 

私が訪問したのは令和46月のオープン後10日ほどしてからでした。昼営業のみのお店で、開店時間の11時頃に訪問しましたが特に並びはなかったような覚えがあります。
お若いご夫婦で営まれているようで、お店はとってもきれいで雰囲気も良かった。

 

つけ麺のみのお店で、麺もツヤツヤで綺麗に整ってて、汁は思いっきり動物系の美味しいつけ麺でした。
1095、BOTAN
こういう個人店は応援したいし、美味しくて雰囲気も良かったので閉店は残念に思いました。

つけ麺 BOTANについて書かれたブログ
新喜劇らーめん食べ歩き
麺好いブログ
健栄ハウス株式会社スタッフブログ
四谷市ヶ谷で美味しいランチ

最近閉店したお店を書いてるんですがそのリスト:店名、食べたもの(実食日)(閉店日)
1ラーメンボーイズ八日市場店:ラーメン醤油(令和34月)(閉店日 令和44月頃)
2ラーメン豚二郎:ラーメン(令和38月)(閉店日 令和4年)
3ラーメン豚二郎木更津店:ラーメン(令和211月)(閉店日 千葉へ移転)
4ラーメン二郎赤羽店:大ラーメン(平成288月)(閉店日 平成294月)
5ラーメン豚極有:小ラーメン豚入り(平成2911月)(令和26月頃店名変更)
6ラーメン二郎新橋店:大ブタ入り(平成2812月)(閉店日 平成304月)
7ラーメン二郎大宮店:特大豚増しラーメン(平成28年)(閉店日 平成2811月)
8RAMEN NOROSHI東大宮店:らーめん(平成309月)(閉店日 平成311月)
9ラーメン虎ノ門店:豚ダブル(平成3010月)(閉店日 令和21月頃)
10鶏そば七星:鶏油まぜそば(平成28年)(閉店日 令和2年夏以後?)
11豚は神様 神豚:ミニ汁なし(令和元年12月)(閉店日 令和41月)
12梨の花:横浜とんこつ(平成23年)(閉店日 令和44月)
13麺や だいご:全メニュー(平成28年から29年)(閉店日 平成30127日)
14鶏そば 凛:豊潤鶏そば(平成28年)(閉店日 平成2861日)
15梅もと 船橋店:正油ラーメン(令和21月)(閉店日令和4929日)
16森田やラーメン:正油(平成28年)(閉店日 平成30228日)
17ラーメン剛:パーコ麺(平成29年)(閉店日 平成31年か令和元年頃)
18ケイチャンラーメン:チャーシュウワンタンメン(令和22月)(閉店日 令和3年か4年?)
19しあわせラーメン金の糸:金の糸らーめん(令和210月)(閉店日 令和33月)
20さぶちゃん:半ちゃんらーめん(平成28年)(閉店日 平成2911月)
21、つけ麺BOTAN:焼豚つけ麺(平成306月)(閉店日 令和43月)

さぶちゃんで、半ちゃんらーめん(750円)(平成28年当時)
1070、さぶちゃん

最近は閉店したお店の思い出を書いています。過去の自分の記録を見ていたら、伝説級のお店でまだブログにアップしていないお店がありましたので、本日はそのお店の紹介です。

 

そのお店の名は「さぶちゃん」。昭和42年(昭和41年と記載のあるものもあり)に東京の神田神保町で創業したラーメンと半チャーハンの元祖として有名なお店です。
しかし、店主さんのご高齢等の問題と思いますが、平成2911月に約50年という長きにわたるお店は閉店となっています。
私は幸運にも平成28年に訪問していましたので、そのときのことと、「さぶちゃん」、「半ちゃんらーめん」、「神保町半チャンラーメン御三家」、「木下三兄弟」について調べたのでちょっとだけ書いてみます。

 

「さぶちゃん」
昭和42年(昭和41年創業と書いてあるものもあり)創業で、平成2911月閉店。
半ちゃんらーめんの元祖とか、半ちゃんらーめんを生み出したとか言われています。さぶちゃんの店主さんの木下三郎さんは、元々フレンチ出身で、神保町半チャンラーメン御三家の「伊峡」で修業した後にさぶちゃんをオープン。伊峡の先代の御主人が「半チャンラーメンはうちの方が先だよ」と言っていた情報もありますが、世間的な認知としては半ちゃんらーめんの元祖となっています。
メニューは昭和45年から「らーめん、半ちゃんらーめん、大盛らーめん、ちゃーはん、ちゃしゅうめん」のみだそうですが、ということは昭和45年以前には違うメニューだったのかな?興味深い。
ちなみに「ちゃーしゅーめん」という表記でなく「ちゃしゅうめん」という表記です。
ちゃしゅうめん大盛りとかも裏メニューとしてあったようで、大盛りはプラス80円だそうです。
狭いカウンターのみ7席のお店で、出されるお水は水道水。
絶頂期は1時間待ち当たり前のお店だったそうです。
注文と会計が忙しい時には、注文を伝えたり、支払するタイミングが難しかったそうです。
らーめんは、拳骨と鶏ガラのダブルスープに昆布とたっぷりの生姜が入ってる醤油らーめんのみで、チャーシューの味は濃くて美味しくて、ちゃーはんは継ぎ足しながら作っていくのでタイミングによっては超しょっぱかったらしいとか。また、ちゃーはんはパラパラでなくしっとり(べちゃべちゃ)だったとのこと。
他にも昭和ですので、ちゃーはんを作るとこの火でタバコに火をつけてたとか。
ブログやYouTubeでたくさんの方がいろんな思い出を綴っていました。

 
「半ちゃんらーめん」
半ちゃんらーめんとはラーメンと半チャーハンのことです。このメニュー及びメニュー名の元祖が「さぶちゃん」と世間的にはなっていますが、この「半チャンラーメン」というワードは大手ラーメンチェーン店の「幸楽苑」が商標登録をしているそうです。
幸楽苑の半チャンは麻雀の「半荘(はんちゃん)」からとったとのこと。
尚、現在、幸楽苑ではこのメニューはないそうです。
商標登録の問題があるけど「さぶちゃん」のメニュー名に影響なかったのかな。なければ良かった。商標登録というとラーメン界では「二郎」、「竹岡ラーメン」については私も知るところです。
参考サイト:「笑える国語辞典」、「村田栄樹さんんのサイト」、「kobakenjumpさんのブログ」、「SUSURU TV.第52回

1070、さぶちゃん
 

「神保町半チャンラーメン御三家」
これも有名ですが私は「さぶちゃん」しか行ったことない。
さぶちゃん伊峡(昭和41年創業)、成光(昭和41年創業)の3店が穂御三家だそうです。
成光の創業はもっと前という情報もあった。
参考サイト:井出隊長のサイト大崎裕史さんの記事町中華探検隊さんのチャンネル

 

「木下三兄弟」
今回さぶちゃんのことを調べてる過程で、木下三兄弟というのを知りました。神保町半チャンラーメン御三家は知ってたけど、木下兄弟の方は私は知らなかった。
さぶちゃんは3兄弟で
長男の勝義さんが「キッチン グラン」:しょうが焼き、ハンバーグ、メンチカツ、とんかつなどのお店。
次男の靖啓さんが「近江や」日本食系の食堂
三男の三郎さんが「さぶちゃん」:ラーメンとチャーハン を経営されていたそうです。
現在は「キッチン グラン」以外は閉店しています。

参考サイト:https://allabout.co.jp/gm/gc/445795/食べログの口コミ

三兄弟のお店と言えば千葉の四街道富里成田ラーメンショップネモトが有名ですね。

 

以上、今回はたくさん調べた。しかし名店だけあって、たくさんの人が情報書いていますね。

さて、続いて私が平成28年に実際に食べてきた記録を書きます。どうでもいいとは思いますが。

5ch掲示板には「神保町の神さぶちゃん」というスレッドが以前ありました。スレッドは24までありましたが、さぶちゃんの閉店により20177月の書き込みが最後となっています。私がさぶちゃんに行ったきっかけもその掲示板でした。そのスレに「さぶちゃん」がだいぶ年も取られて、引退も間近なのではという書き込みが増えてきたのです。そこで歴史的名店が無くなる前にと思って食べに行ったんです。
ちなみに私の人生の心残りに、山岸さんがご存命の頃に東池袋大勝軒に行けなかったこと、ラーメン二郎高田馬場店の移転先の新店舗に行けなかったこと、ラーメン生郎が閉店するのを知ってたのに行けなかったことなどがあります。

 

土曜日の昼12時少し前に訪問し、丁度店内満席でしたが、1分も待たずに食べ終わった方と入れ替わりで入店。その後、先に食べていた全員が食べ終わるも新たなお客さん来ず、一時店内は私一人になりました。
店主さん(さぶちゃん)と助手の方で切り盛りされていましたが、ほとんどは助手の方が作られてました。
このときは店主さんは出来上がっていたちゃーはんを皿に移すことと、ラーメンの丼ぶりにタレと化調を入れるだけでした。残りは全部助手さんがやられていました。

昔はきっと美味しかったんだと思います。でもこのときは味どうのこうのではなかったかな。歴史的名店に行けたという満足感に浸ることができました。悪く言えばこれも情報を食べてるということかも。

ちなみに味の方はスープは薄め、メンマは微妙、チャーシューはパサパサですが味はまあまあ。ちゃーはんはベチャベチャですが美味しかったという感じでした。
量的には大したことなくこの後神保町二郎で連食しました。

1070、さぶちゃん

さぶちゃんを紹介しているYouTubeもいくつかあったので以下に紹介します。
噂の激セマ繁盛店(渡辺直美)
木下三郎さん73歳時の2011年のTV TOKYO、ご主人もしっかり写っています。
店主さんは元々フレンチ出身とのこと。
拳骨と鶏ガラのWスープに日高昆布とたっぷりの生姜。ラーメンの具はメンマとチャーシューのみ、メンマもチャーシューも手作り、チャーハンは卵、チャーシューの醤油味などの情報あり。

 

ひらクッキングボイスメモ#13
202012月 さぶちゃんの思い出のお話し、さぶちゃん愛に溢れてます。月に1回通ってた方。さぶちゃん以外の神保町から水道橋の閉店してしまった昔のお店のお話しも。味のバラツキは昔から多いと。ちゃーはんは継ぎ足して作る。などの情報有り。

 

Hiro Jumpさんのチャンネル
2015年で店主さんがだいぶ弱って助手さんがラーメン作るの手伝ってるのがわかります。スープ入れたり。他の方も言ってましたが、スープの量がバラバラになっちゃうので、助手さんが手伝うようになったとのこと。

 

ジャスティスコナカさんのチャンネル
2014年 裏メニューとしての大盛りの紹介。大盛りは80円プラスとのこと。

さぶちゃんは今はなくなってしまったのですが、さぶちゃんの遺伝子を引き継ぐ方がおりまして、現在東京の大井町で「麺屋 」を営まれている山中氏です。フォローしている中華蕎麦とみ田の公式Twitterで富田氏がさぶちゃん(木下三郎氏)味のラーメンを山中氏からもらって美味しかったと書いてある記事がありまして、素敵だなと思いました。富田さんは、こんなにすごい人になっても実業家的な面だけでなく、ラーメンが大好きな感じが垣間見れて素敵に思います。同じラーメン好きとして。



最近閉店したお店を書いてるんですがそのリスト:店名、食べたもの(実食日)(閉店日)
1ラーメンボーイズ八日市場店:ラーメン醤油(令和34月)(閉店日 令和44月頃)
2ラーメン豚二郎:ラーメン(令和38月)(閉店日 令和4年)
3ラーメン豚二郎木更津店:ラーメン(令和211月)(閉店日 千葉へ移転)
4ラーメン二郎赤羽店:大ラーメン(平成288月)(閉店日 平成294月)
5ラーメン豚極有:小ラーメン豚入り(平成2911月)(令和26月頃店名変更)
6ラーメン二郎新橋店:大ブタ入り(平成2812月)(閉店日 平成304月)
7ラーメン二郎大宮店:特大豚増しラーメン(平成28年)(閉店日 平成2811月)
8RAMEN NOROSHI東大宮店:らーめん(平成309月)(閉店日 平成311月)
9ラーメン虎ノ門店:豚ダブル(平成3010月)(閉店日 令和21月頃)
10鶏そば七星:鶏油まぜそば(平成28年)(閉店日 令和2年夏以後?)
11豚は神様 神豚:ミニ汁なし(令和元年12月)(閉店日 令和41月)
12梨の花:横浜とんこつ(平成23年)(閉店日 令和44月)
13麺や だいご:全メニュー(平成28年から29年)(閉店日 平成30127日)
14鶏そば 凛:豊潤鶏そば(平成28年)(閉店日 平成2861日)
15梅もと 船橋店:正油ラーメン(令和21月)(閉店日令和4929日)
16森田やラーメン:正油(平成28年)(閉店日 平成30228日)
17ラーメン剛:パーコ麺(平成29年)(閉店日 平成31年か令和元年頃)
18ケイチャンラーメン:チャーシュウワンタンメン(令和22月)(閉店日 令和3年か4年?)
19しあわせラーメン金の糸:金の糸らーめん(令和210月)(閉店日 令和33月)
20、さぶちゃん:半ちゃんらーめん(平成28年)(閉店日 平成2911月)

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